宮城県・石巻市「石ノ森萬画館」

2020年02月27日

仮面ライダー、サイボーグ009、ゴレンジャーなど、数々の名作を生んだ「石ノ森章太郎」の記念館が、石巻市にあります。そこはまるで夢の国。大人も子供も夢中になって時間を忘れてしまうことでしょう。

1995年に当時の石巻市長であった菅原康平氏と石ノ森氏の会談で協力要請された「マンガによる町おこし」が発端となり、石ノ森氏没後の2001年7月23日開館しました。1階にはショップ、2階に展示室、3階にワークショップや資料が展示されています。

2階へのアプローチを進むと、石ノ森氏の代表作である「竜神池」のストーリーが展開していきます。ほんの数ページ相当ながら物語に引き付けられました。巨匠・手塚治虫氏も嫉妬したという才能も納得です。

もう一つの壁には、石ノ森氏が生み出したキャラクターたちが迎え受けてくれます。今もなお人気の仮面ライダーや、戦隊ものの元祖であるゴレンジャー、孤高のヒーローキカイダーに、石ノ森氏のライフワークともいえるサイボーグ009、日本中に話題を振りまいたロボコンなど、その数はつきません。

石ノ森萬画館は、2011年3月11日に発生した「東日本大震災」で、甚大な被害を受けました。特に1階部分が壊滅し、多くのグッズや展示物が喪失しました。

現在屋外に展示されている「ロボコンとガンツ先生」は、本来は屋内でスタンプを押す役割を担っていました。

震災前の2007年当時のエントランス・ホールです。特別展示もあり、この日は「タツノコプロ」や、石ノ森氏のアシスタントを務めていた「永井豪」の展示が行われる豪華さでした。

石ノ森萬画館の前の特設ステージでは、これまでの石ノ森氏の作品をモチーフにした石巻のヒーロー「シージェッター海斗」のショーが行われています。キャラクターグッズも館内で販売。ここでしか買えないレアな一品です。

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