冬の後志エリア「道の駅ガチャピンズラリー」完全制覇の旅
第4チェックポイント「真狩フラワーセンター」
真狩村を一躍全国区に押し上げたのは、演歌歌手の細川たかしさんです。中学卒業後に村を離れていますが、今でも英雄と崇められています。
第5チェックポイント「ニセコビュープラザ」
晴れていれば羊蹄山がきれいに見える道の駅ですが、今日は吹雪で何も見えません。この道の駅では販売に力を入れています。クラフトビール、ワイン、日本酒など、酒屋も裸足で逃げ出すほど、多種多様な酒類を取り揃え、乳製品や肉類などアテになりそうな食品も多数用意しています。
世界的リゾートのイメージが強いニセコですが、もとは普通の農村です。ニセコビュープラザでは、ニセコ産のさまざまな農作物が格安で販売されています。買い物に来たお客さんから「すごーい、スーパーより新鮮で安い」という声が聞かれました。
妖しい店でランチタイム
そろそろランチタイムです。お腹を空かせながら走っていたところ、JR昆布駅近くに不思議な店を発見。思わずUターンして営業の有無を確かめました。
第6チェックポイント「らんこし・ふるさとの丘」
今回、あまり風景写真が出てきませんが、ニセコに入ってからホワイトアウトが続き、目の前に画用紙をかざされたような状況でした。らんこし・ふるさとの丘の駐車場にも10㎝ほど雪が積もっています。
何故かオリジナル・アパレルも豊富。味のあるデザインは、地元の小学生(当時)「しょうちゃん」によるものです。自主的にグッズ化していたTシャツなどが村内で評判になり、販売を開始しました。これはレアですね。
寿都は「だし風」という局地的な風が吹き、全国でも有数の強風が吹きます。漁師たちは船が難破したり、海が時化て沖止めを強いられたりと悩まされていました。厄介なだし風を有効活用するため、全国の自治体で初めて風力発電施設が設置されました。風車が立ち並ぶ圧巻の風景に、自然と人との調和を感じました。
次の余市へは、積丹半島を進むか当丸峠でショートカットするルートがベストですが、インフォメーションの女性は「この天候では走行不能になる危険がある」と忠告します。「岩内に戻って内陸の稲穂峠を経由するのが得策」とアドバイスを受けて、道を引き返しました。
最後のピンズを巾着袋に差し込み、クリスマスツリーに飾りました。店員さんが遠巻きに見ていますが、知ったこっちゃありません。走行距離約500㎞、全14チェックポイント。旅の思い出を胸に秘め、電飾に輝く戦利品を閉館まで眺めました。