北海道・ばんえい十勝

2021年12月07日

超巨大な馬が約1トンものそりを引いて勝敗を競う「ばんえい競馬 」は、かつて北海道各地で開催されていました。土ぼこりを上げて障害物を超える姿は迫力満点。全財産を握りしめてガッツリ賭けるもよし、100円くらい賭けてゲームを楽しむもよし。帯広に行ったら、必ず寄らないと気が済まない場所です。

ばんえい競馬の歴史は明治初期までさかのぼります。

当時、北海道は入植者によって開拓され、馬は重要な労働力です。

人々は、より力強い馬を見分けるために、二頭を張り合わせて力比べをさせました。

農耕馬の祭典としてソリを引いて競わせる現在の「ばんえい競馬」の原点だそうです。

ばんえい競馬のルールはシンプル。まずはオッズを見ながら馬券を買います。

単式、複式、ワイドなど賭け方は様々なので、よさ気な方法を選びましょう。

血眼になって競馬新聞見てるオヤジもいますね。

レース開始まで時間があるので、売店を見たり食堂で豚丼食べて待ちましょう。

あ、スパカレーは手を出さないほうがいいです。マジでヤバいから。

ファンファーレとともに各馬一斉にスタート。

ナイター(和製英語)はイルミネーションがともってきれいですよ。

最初に小さな障害があり、それを超えると直線が続きます。

そして第2の障害の前で一旦停止。

馬のコンディションや、他の馬との駆け引きのあと、必死にそれを越えていきます。

ラストの直線は大きくムチが振られて猛ダッシュ!

とか言いながら、ソリが重いので人がスキップする程度のスピードしか出ません。

こんな感じで10~15レースくらい続きます。

重いそりを引っ張らせたり、無理やりにでも障害を越えさせるので、「馬を虐待している」と言われることもありますが、障害を越えることを諦めさせてしまうと、馬がダメになってしまうそうです。しかも、ばんえい競馬の馬はハンパなくデカく、1トンくらいへっちゃら。

いや、知らんけど。

難しいことを考えず、一発逆転のライブショーを楽しんでください。

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