北海道・北見市「北きつね牧場」

2020年01月05日

北海道の人にとってはとても身近な動物です。北見市留辺蘂町の「北きつね牧場」には約50匹が飼育されており、一年を通してキタキツネに会うことができます。

各地にキタキツネの展示をしている動物園もありますが、北見市から西へ車で約40分の北見市留辺蘂町にある「北きつね牧場」は、キタキツネに特化した全国的にも珍しい動物園です。

「かわいいキツネたちを身近に感じてほしいと、1983年にオープンしました」と園長は言います。牧場内のルールとして「走らない」「通路以外に入らない」「食べ物は絶対にあげない」「物を落とさない、取られない」「扉は必ず閉める」「撮影時の携帯電話に注意」などが定められています。必ず守ってください。

キタキツネは本土にいる「ホンドギツネ」などに比べて「体が大きい」「足の一部が黒い」などの違いがあります。

ともにアカギツネの亜種と言われていますが「大陸のアカギツネと同じ頭骨を持つのに対し、ホンドギツネの頭骨は微妙に異なることや、キタキツネの乳頭が8または6個であるのに対し、ホンドギツネは10または8個と多いことから、「亜種ではなく日本固有の新種と考えられる」とWikipediaに書いていました。

牧場に入ると、広々とした原っぱに、たくさんのキタキツネがくつろいでいます。キツネはイヌ科の動物の中でも珍しく群れをなさない習性なので、これは自然界ではありえない光景です。

夜行性のため日中はあまり動かないので、15時以降に行くのがおすすめです。

売店では、郷土銘菓や木彫りなどのほかに、数々のはく製まで売っていました。

マレーグマのはく製は50万円! 現在はUCNによる絶滅危惧種 (VU)に指定されていて、輸出や輸入禁止、捕獲なども規制されています。おそらく開園当時から販売されているものなのでしょうね。

欲しい人は大金を握りしめてGO!

北きつね牧場 

住所 北見市留辺蘂町花丘52-1

電話 0157-45-2249 

営業時間:8:00~18:00(4月~10月)、9:00~16:00(11月~3月)
料金:高校生以上:500円、中学生:400円、小学生:300円
定休日:不定休

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