北海道・グランヒラフ「望洋荘」

2020年02月19日

世界的リゾート「グランヒラフ」のゲレンデ内に、昭和30年代から営業している宿&食堂があります。そこに宿泊する手段はリフトのみというレアさ。ゲレンデ内で宿泊できる「望洋荘」を紹介します。

何度もグランヒラフに来たことがある人でも、「望洋荘」の存在を知ってる人は、そう多くいません。なぜならゲレンデマップに記載されていないし、キング第1リフト終点から50mくらい歩いた所にあるなど、とても分かりにくい場所にあるからです。

俺っちが、望洋荘の存在に気づいたのも3シーズン目のこと。リフトに乗っていると、林の中に飲食店の幟と山小屋風の建物が見えたのがきっかけでした。

上空から発見したものの、どのルートを使えばたどり着けるか見当もつきません。試行錯誤しながら「第二の壁」を滑り降りることを判明。上級者向けのコースを通らなくてはならないので、そこそこ腕が必要です。

オーナーのオヤジさんによると、望洋荘は昭和30年代に営林署(だったかなぁ?)の保養所として開設されたそうです。もともと周囲は林でしたが、次第にゲレンデが拡張して現在のような飛び地のようになりました。多分、立ち退きでひと悶着あったんだろうなぁ。そんなわけで宿泊の際は荷物を背負ってリフトで来る方法しかありません。

ランチメニューは「日本の食堂」という感じで、シンプルに豚汁やカレーライス、ラーメンなどが主です。贅沢に過ごしたいならイクラ丼もあります。お客さんの9割は外国人。昼時はうんざりするほどごった返すので、10時30から11時くらいにブランチとして利用するのがおすすめです。

ゲレンデ内にある「キングベル」や「エースヒル」といったレストランとは異なる雰囲気とメニューの望洋荘。望洋荘を知ってからヒラフでのランチは他にはいきません!

宿泊は2食付いて1万円以下。スノーシーズンだけのオープンです。ニセコの高橋牧場のヨーグルトやスイーツを味わいながら、静かな夜を過ごしてみてはいかがでしょうか。

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