北海道・アザラシの楽園

2020年01月04日

えりも岬沖には、アザラシが600頭ほど定住し3～4月にかけて出産、4月下旬から6月にかけて子育てをします。まさにその時が赤ちゃんアザラシを見るチャンス！シーカヤックやチャーター船でアザラシを見に行きましょう。

えりも岬の展望台でもアザラシは見れますが、望遠鏡越しに小さく見える程度なので、海洋に出るのがおすすめです。柳田旅館のご主人が開催する「クリフカヤックス」に参加して、シーカヤックで海に出るか、民宿「望洋荘」で船をチャーターする方法があります。

シーカヤックでアザラシに近づきます。

シーカヤックは波や風に弱いため、常に強風が吹き荒れているえりもに不向きなスポーツです。そのため、IKKOでなくても「マボロシ～!」と叫びたいくらい実施率が低いツアーです。もし参加できたとしたら奇跡と思ってください。

アザラシの生息地に入りました。水面から顔を出して興味深そうにこちらを覗き、危険を察知するとサッと潜っていきます。白目がないので、けっこうコワイですね。
柳田旅館のご主人いわく、「岸に近いのが弱い個体で、沖にいるのが強い個体」だそうで、それぞれテリトリーがあるそうです

「銭形」と聞いて「とっつあん」と答えた人はルパン三世ファンです。このアザラシは身体の丸い模様がお金（銭）のように見えることから、ゼニガタアザラシと呼ばれています。

日本には5種類のアザラシが生息していますが、この付近はゴマフアザラシやワモンアザラシ、ゼニガタアザラシ、クラカケアザラシなど4種類が集まる「アザラシの楽園」です。

望洋荘の船からも近寄ってみました。

えりもではアザラシを狙ってシャチが来ることもあります。他の動物に食べられるだけでなく、高波で岩に打ち付けられて死んでしまったり、約10％が大人になることなく命を落とします。
「大人になることは簡単なことではない」ということを教えられました。

住所:北海道幌泉郡えりも町字えりも岬59番地　

営業時間・開場時間 :8:00-17:00

利用料金や入場料 2時間 : 6,500円(税込)から（カヤック・装備一式付）

住所 :幌泉郡えりも町字東洋312

営業時間・開場時間 :チェックイン 15:00-18:00 / チェックアウト-10:00迄

利用料金や入場料 :1泊2食 6,804円から