福島県・飯坂温泉

2020年01月17日

飯坂温泉はヤマトタケル伝説にも登場する古湯です。 源泉の温度が50~60度もあるのに「加水せずに入るのが粋」と思っている地元民が多く、地獄のような熱さが待ち受けています。

「飯坂温泉」は、宮城県の鳴子温泉、秋保温泉と共に奥州三名湯に数えられる名湯です。雰囲気が異なる公衆浴場や60棟以上の旅館が立ち並び、にぎやかな温泉街を形成しています。

街には9つの公衆浴場があり、最古の鯖湖湯は「飯坂温泉の発祥の湯」と呼ばれています。

西行法師もこの湯を訪れ、ここで「あかずして 別れし人のすむ里は 左波子(さばこ)の見ゆる 山の彼方か」と読み、そこから「鯖湖の湯」という名が定着したと言われています。また日本武尊の東征に湯治したという伝説も残されています。

泉質は単純温泉またはアルカリ性低張性温泉で、源泉の温度は50~60度。適温が40度前後なので通常は加水しなければ入れたものではありません。テレビの熱湯罰ゲームも「本当は熱くない」と小島よしおが言ってましたからね。

しかし、飯坂温泉のローカルたちはそれを嫌います。肌が真っ赤になるのもなんのその、我慢大会のように熱湯につかり続けています。

壁には「加水してもいいよ♡」と書いてありますが、ローカルたちがそれを認めない雰囲気を醸し出しています。恐る恐る湯船につかると10秒も持ちませんでした。大きな声で言いたい。

「アンタたちバカじゃねーの?」

結局、入浴時間10秒で温泉を後にしました。喉はカラカラ、汗はダラダラで汚れるために風呂に入ったようなもんです。心地よく温泉に入りたいなら、地元民ガン無視で適切な温度に調整してください。

アナタにそれができますか?

無料でホームページを作成しよう! このサイトはWebnodeで作成されました。 あなたも無料で自分で作成してみませんか? さあ、はじめよう