秋田県・大湯環状列石

2020年02月11日

「ストーンサークル」って知ってますか? 

その名の通り円形に並べられた石で、「時計説」「カレンダー説」「祭祀施設説」「UFOの発着場説」など、さまざまな説が考えられていますが、はっきりしたことが分かっていません。

世界ではイギリスのストーンヘンジが有名ですが、北海道や道北でも発見されています。その一つが秋田県・鹿角市・大湯地区にある「大湯環状列石」です。ストーンヘンジをイメージしていくと、「石コロじゃんけ!」という落胆が避けられません。

大湯環状列石は、鹿角市十和田大湯字野中堂字万座に所在する2つの環状列石(野中堂環状列石、万座環状列石)を主体とする縄文時代後期(約4,000年前)の大規模な遺跡です。

環状列石に使われている川原石の6割は「石英閃緑ヒン岩」とよばれるもので、環状列石から約2~4km離れた大湯川から運ばれてきたものであることがわかっています(公式HPより)

縄文人が10㎏はありそうな石を、エッチラおっちら運んでいる姿を想像してみてください。もちろん車なんかないんですよ。オツカレ!

これまでの発掘調査により、環状列石を構成する配石遺構は「配石墓」であり、その集合体である環状列石は「集団墓」である可能性が高いと考えられています。今はやりの集団墓地ね。

近年、管理する人がいないという理由で「永年供養」や「墓じまい」する人が増えていると言いますが、約4,000年前にも同じことがあったのかも知れませんね...って、そんなわけないべ!

これで終わっては、単なるヨタ話になってしまうので、周辺情報を紹介。

食事をするなら、大湯地区にある「渓鶏庵」がおすすめ。手打ちそばが美味いが、比内地鶏を使った串焼きや親子丼が最高。

放し飼いで育てた比内地鶏は肉に歯応えがあり、噛むほどに鶏肉本来のコクと風味が伝わってきます。ランチもディナーもやってるので、大湯温泉に宿泊して味わってほしいですね。

今すぐ味わいたい方は、このサイトからご購入ください。絶対に納得いく美味さです。

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