震災前の三陸海岸

2020年03月09日

震災前に撮影した三陸海岸付近の景色を公開することにしました。公開にあたり人物の写真はそのまま使用いたしました。もし不都合があったり、写真を希望する方がいましたら、メールでご連絡ください。

石巻市の「岡田座」は、160年以上の歴史をもつ劇場です。戦時中には空襲対策で取り壊されましたが、昭和21年に再建、24年には映画館として「岡田劇場」と名を改めました。

当時、登米市に住んでいた石ノ森章太郎氏が、少年時代に自転車で岡田座を訪れて映画鑑賞していたと言います。石森氏のカット割りは映画の影響おり、岡田座で過ごした時間が十分に投影されていました。

宮城県・碁石海岸にのぼる朝日。気持ちのいい一日の始まりでした。

碁石海岸近くの何気ない風景です。海岸近くの住宅は無事だったのでしょうか?

住んでいた方々は、無事避難できたのでしょうか?

同じく碁石海岸近くの住宅です。先祖代々から住んでいる歴史が感じられます。

三陸産の牡蠣は、全国2位の水揚げを誇り、全国的に名の知られる特産品です。

「浪板海岸」は、寄せ波だけの珍しい海岸です。

「ここは天国か?」と思えるほど、穏やかで美しい浜です。

牡鹿半島を歩くふたり。あまりにもお似合いなのでシャッターを切りました。

女川鯨博物館のオブジェの上で、カモメが羽根を休めています。

Tシャツの腕まくりが粋な、女川港近くで屋台を出すオヤジさん。

くじら焼きなど、他では味わえない味覚も提供していました。

同じく、原付でリヤカーを引くオヤジさん。サングラスと長靴が決まってます。

三陸の海に糸を垂らす少年。後ろ姿が幼少の頃の花田勝(虎上)を彷彿とさせます。

海は静かにきらめいていました。

大好きだった「宮古湾温泉マース」。観光地には珍しい格安なカプセルタイプで、食事も美味しかったです。今でも電話番号を消せず、スマホに残したままです。

これこれ! 

三陸名物の磯ラーメン、美味しかったなぁ。

女川の川で遊ぶ少年たち。2007年の撮影です。

浄土ヶ浜の観光船です。震災時、観光船がビルの屋根に置き去りにされた光景は衝撃的でした。2011年7月に運航を開始し、宮古湾北端の姉ヶ崎を往復する浄土ヶ浜遊覧コースが運行されました。是非乗船してみてください。ウミネコが追ってきますよ。

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